なお、
イタリア国内の特急列車は....
Trenitalia トレニタリアとItaro イタロ(新規参入の私鉄)があります。
ミラノからローマに来た際に乗ったのがイタロ。
Trenitalia トレニタリアの特急列車は3種類。
速い順に...
・Frecciarossa
・Frecciargento
・Frecciabianca
今回は一応、1番速いFrecciarossaを選択。
ただ、
座席は2等席にしました。
では、ご案内。
もちろん、ヨーロッパの駅なので、
改札は無いですが、ホームに入るには端っこでチケットを係員に見せないと
ダメ。
だったら、
改札を作ろうよ!
→行き先。
どうやらトリノ行きみたいっすね。
→車内。
何故か、雑誌が放り出されてる。
→テーブルを出したところ。
座席は十分広いっすね。
さて、共用部は...
ローマ・テルミニ駅→フィレンツェ・SMノヴェッラ駅まで、
1時間30分の旅です。
外の風景はのどかな田園風景。
ただ、
綺麗にな写真が撮れなかった...
11時半過ぎにフィレンツェ・SMノヴェッラ駅到着!!
→駅構内①
→駅構内②
到着間もないですが、
フィレンツェ・SMノヴェッラ駅で色々する事があります。
①荷物を預ける。
②フィレンツェ⇔ピサ間の切符を買う。
コレだけで1時間の余裕を見てたのですが、
意外に手間取りますよ。
まずは、
①荷物を預ける事。
駅ホームの端っこ(北東側)に荷物預けるコーナーがあります。
そして、預けます。
→料金表。
オイラは10時半から15時半頃までなので、
余裕をみて6時間ぐらい。
だから、
基本の6ユーロに延長0.9ユーロの7ユーロ弱と思ったのだ。
ですが...実際は10ユーロ。
なんで?
と思ったら...
→コレ。
1日ずっと預かって貰えるプランがあるんだねぇ。
スタッフの気遣いか?単なる儲け主義か?結果分かりませんが。
ただ、
最後のサービス『PICK UP WHERE YOU PREFER AND SKIP THE LINE』ってのが
良く分からん。
②切符を買う事。
コレは、
フィレンツェ⇔ピサ間の切符です。
この間は特急列車が走ってないので、
現地で買おうと思ってたのだ。
嬉しい事に券売機で買えます。
目的地の駅を検索します。
※アルファベットで検索すると簡単。
→列車一覧。
そして、電車の時間/枚数/往復と選んで進み、
最後に決済してお終い。もちろん、クレジットカードが使えます。
特急列車じゃないのに、
こんなにデカイ切符なのだ。
(→紙勿体無くない?)
ココで注意!
日本と違い、
チケットには時刻が書かれてないので、実質フリーみたいなもん。
なので、
ヨーロッパの駅には...
コレで列車に乗る時間を刻印するのです。
日本人からすると、余り意味無いようなぁ。
『チケット持ってれば良いじゃん!』ってね。
ただ、
それだと同じチケットを何度も使う人が居るからなんでしょう。
あーーー、
良くも悪くも改札がないってコトなんだ。。。
さて、
余り時間も無いので、駅構内を少しだけ見学し、電車へ。
う~~~ん、
確かに日本のJRの在来線とは少し違いますね。
→2階建て。
→車内。
やはり特急列車に近いかな?
凄いのは、
車内のシート脇に電源がある事。
→電源。
コレは便利。
でも、
コンセントの変換アダプタを使ってると、コレがすぐ外れます。
余り意味なかったなぁ。
さて、そろそろ出発!!
と思っても動かない。
(◎_◎) ン?
(◎_◎) ン?
(◎_◎) ン?
(◎_◎) ン?
窓から電光掲示板を見ると。。。
出発遅れの表示が!!
何で?
実はピサの斜塔に登る時間が決まってるのです。
心の中では
『大丈夫?時間に余裕が無い!』と不安なのです。
結局15分遅れて出発!!
さて、
フィレンツェからピサまでは約1時間。
一応ローカル線なので、
非常にのんびりとした雰囲気を味わうことができます。
ただ、
ピサは当然のことながら、
世界有数の観光地なので、そこへ向かう観光客もソコソコいます。
しばし、
の~~~んびり車窓を眺めます。
→車窓②
完全に気分はテレビ番組の『世界の車窓から』だね。
オイラ、
音楽のセンスは無いけど、
画像だけなら『世界の車窓から』に負けない!
のんびりとしつつ、あっという間の1時間。
≪ピサの斜塔≫への玄関口であるPisa Centrale / ピサ中央駅に到着。
なお、
最寄り駅はPisa S.Rossoreですが、止まる列車が少ない駅です。
さて、既に予定より15分出発が遅れてるので、
ピサ中央駅ではのんびりとしていられません。
ピサ中央駅から≪ピサの斜塔≫がある所までは...
①駅前からバス。
②歩く。(30分ほど)
さて、
ガイドブック等にもあまり詳しく書かれてませんが、
駅前の【Hotel NH Pisa】前からバスが出てるとの事。
丁度、
駅前に出て、バスを探してると。。。
止まってるではないか!!!
急いで、
向かうけども、同じような人が殺到。
チケットが買えない。。。
そう、
イタリアではバスのチケットは、
駅構内とかその辺にある売店(新聞屋・タバコ屋)で売ってるのです。
車内では、
そのチケットを渡すのです。
もち、
車内販売もあるのですが、
数に限りがあるし、手間が掛かるので、バスのダイヤが遅れる。。。
結局、オイラは乗れず。
2、3分悩み。。。決断。
(普段、ここまですぐに決断はしません。)
歩くコトにしました。
スマホがあるし、間違うことも無いだろう!と。
→こっち。
→この先を進む。
15分くらいで橋を渡ります。
→橋の手前。
この辺で半分ぐらい?
この先からは、細い路地。
駅から歩くこと30分弱で...見えてきました。
→右上にピサの斜塔。
そして、路地を出ると!!
到着!!
→ピサの斜塔。
スゲーなぁ。
教科書の世界が目の前に。
さて、余り時間がありません。全体の写真や食事は後回し。
【ピサの斜塔の登り方】
①予約
事前にネットで予約。
↓URL
英語です。中学英語が分かれば何とかなると思う。
時間毎に、予約の空き人数が表示されてるので分かりやすい。
②当日
・予約したバウチャーを印刷。
・ピサの斜塔の北側(駅や川の反対側)に荷物預けロッカーに向かいます。
※バウチャーを見せましょう!
ピサの斜塔ではカバン類は持ち込めません。
・バウチャーを持ってピサの斜塔の下で並びます。
・順番に入ります。
手荷物検査などのセキリュティチェックあり。
・塔の内部で暫し待ちます。
(英語で簡単な説明あり。)
・登ります。
以上。結構簡単でしたね。
さて、
以上の様に、手続きを踏んでオイラも並びます。
当日に空きがあれば登れるのかな?
→下から上。
10分程度で中に入れました。
既に傾いてる。
結構傾いてますね...
内部は筒状。
そして、
≪ピサの斜塔≫に関する説明が展示されてます。
そして、登ります。
もちろん、エレベーターは有りません。
階段オンリーですよ。
『傾いてる』ってのは、意外な点で分かります。
登ってる階段なのだ。
ピサの斜塔は南側に傾いてます。
なので...
そう、
内部の階段右側(南側)に、登る人の力が掛かるのです。
当然...
反対側がすり減ってます。
こんな階段を何周かして天辺に到着。
眺めが非常に良いですね。
天気が良いから余計に最高!!
実はこの上の鐘のある所まで登れます。
広くも狭くもないかな?
まぁ、
入場制限があるから丁度いいのだ。
→東側
→北側
→西側
遠くまで見れます。
そう、
イタリアでは、高層ビルが余り無い。
ミラノで少し見かけたなぁって、ぐらいだ。
日本人のお姉ちゃんに撮ってもらいました。
晴天!!!
う~~ん。。余り分かりにくい写真だ。
さて、
降りてからは。。。
正直余り時間が無い。
もち、
このままブラブラしても良いのだけど、
実は夕方はフィレンツェ観光を予定。
なので、
ピサ駅を14時頃出発なのだ。
なので...
ココ、ピサの斜塔の来たら当然の記念撮影。
世界各国からの観光客がみんな協力しあって、
撮影し合ってます。
みんな協力すれば世界平和なんて簡単だと思う。
→みんな和気あいあい。
ピサ中央駅に戻るのはバスを使います。
→バス停。
ピサの斜塔から西のあるバス停より乗って10分程度。あっという間だね。
≪フィレンツェ観光!!!≫
ピサ中央駅からは、
往路と同じく、列車に乗ってフィレンツェに戻ります。
→ホームと列車。
→行先。
終点フィレンツェ・SMノヴェッラ駅行きです。
1時間ちょっとで到着ナリ。
先ずは、荷物を受け取り、ホテルへチェックイン。
本日のホテルは駅より徒歩5分程度のところにある...
【Hotel Globus / ホテルグロブス】です。
プチホテルですね。
イタリアは、
どこの都市も比較的規模の小さなホテルが多いです。
特にココは小さいなぁ。
さて、
荷物を預けて、観光スタート!
フィレンツェ観光の目玉は...
①ミケランジェロのダビデ像(アカデミア美術館)
②大聖堂のクーポラ
③ウッフィッツィ美術館
④ヴェッキオ橋
⑤ミケランジェロ広場
でしょうか?
オイラは比較的美術には疎いと言うか興味が薄いので、
今回のターゲットはクーポラです。
クーポラに登るには、
まずチケットを購入しないといけません。
クーポラ、ジョットの鐘楼など複数の施設との[共通券]です。
チケット売場は、
サン・ジョバンニ洗礼堂の北側にあります。
ただ。。。
あれ?何故か事情により本日は販売してないみたい。。。
結局、
最も近い別の売場は≪ジョットの鐘楼≫になります。
並んでる~~~~!!
しかし、
誰も行列を整理してない。
この行列は。。。
・チケット購入の行列?
・ジョットの鐘楼に登る行列?
どっちだ?
結論としてはどっちもみたいね。
チケット購入→登るみたい。
さて、
30分以上待ち、ようやく塔の内部には入れて、
チケットを購入できる所まできました。
すると...
小さい張り紙が!!
「本日、既にクーポラは閉まりました」と。
確かに、
フィレンツェに来る時点で、
ある程度覚悟はしてましたが、それは登るのにかなり待たないといけない。と。
でも、
閉まってるなんてねぇ。。。
チケット売場もそうだし、今日は何かイベントあるの?
致し方なく、共通チケットを買って、ジョットの鐘楼に登ります。
本当にチケット売場の横。
下層部は、比較的広い階段ですね。
なお、階段オンリーです。
(→当たり前かぁ。)
ジョットの鐘楼は上から見ると、正方形。
なので、
その縁側をグルグル回って登っていきます。
途中、休憩できる中間地点が何か所かあります。
→低層部の休憩。
まだまだ、低いね。
→天井。
上の休憩できる所が見えます。
→再び階段入口。
『こんなトコ?』と突っ込みたくなるね。
→階段。
先程より若干狭い。
登って次の休憩できるエリア。
→登ってきた階段。
こんな狭さ。
→下の休憩所。
あと少しかな?
→クーポラ。
クーポラの高さとはまだ差があります。
大分狭い。
少なくとも、お相撲さんは登れんね。
最後の休憩エリア。
→下の状況。
あれ?
何層になってるのだ?
訳分からん様になってきた。
→最後の階段入口。
→階段。
頑張って、登ると。。。
→頂上。
頂上は屋根があるので、小屋みたい感じです。
外に出ると。。。
眺めが良い!
ただ...
こう見ると、クーポラに登ってる人達が羨ましい。
正直、遠い日本から来て、
『クーポラに登れなかったら』と思うと、嫉妬心が湧いてきます。
とりあえず、ぐるっと一周。
ただね。
転落防止の柵があるので、
気持ち的には。。。
≪鳥カゴの中のインコ≫だね。
でも、眺めは良いよ。
続いて。。。
階段を降りて、地上に戻ります。
ちょっと前にテロがあったから、至る所で軍関係者が警備します。
まぁ、
クーポラは既に閉まってるし、狙うなら明日の朝かな?
ただ、
明日も昼過ぎにはフィレンツェを出発予定。
特急列車を予約してるので、行列の時間が読めないと困るなぁ。
とりあえず、
入口の場所確認。
→クーポラの下から。
(◎_◎) ン?
誰も居ない。
もう閉まった?
そこに係員が立ってる。
普通に案内された。
(→手で誘導。)
なるほど。
オイラはクーポラじゃなく、普通に大聖堂に案内されたと。
チケットを見せて進むと...
(◎_◎) ン?
あれ?階段。
→階段入口。
そう、何故か分かりませんが、クーポラへの階段です。
スゲー。。。。
ガイドブック等では1時間以上待たないと。
いや、下手したら待っても登れない事があるクーポラに、
待ち時間ゼロで登るなんて!
超ラッキー。
この時ばかりは、仏教徒ですが神様の存在を信じました。
では、登る過程を紹介。
さすがに面倒なので、写真のみね!!
→まだ先。
→最後の階段!!
そして、登り切ると。。。
→北西側(駅や中央市場方面)。
→ジョットの鐘楼。
さっきは、あのてっぺんに居ましたね!!
絶景です。
素晴らしい。
ヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂とはまた違った絶景ですね。
芸術の街ってのがオイラでも分かります。
映画『冷静と情熱のあいだ』の舞台です。
→塔のてっぺん。
ちなみに、
登ってきた入口はコレ。
うーーーん。なんか凄い。
ココの良いところは、手摺が低いのだ。
まぁ、
落ちたら危ないけど、その分、絶景です。
→望遠鏡。
「別に普通じゃん!!」と突っ込まれそう。
しかし...
動画を見て!!
→コレ。
ロボットの様にずっと動いてます。
正直、キモイ。
ココだけ映画『スターウォーズ』みたい。
ココで、
写真を撮ってもらった方が日本人。
同じぐらいの男性でYMさん。
何と無く、雑談で話が合いしばし話し込み、
その後、1時間程度お茶しました。
→マルコメとフィレンツェの街。
なお、
クーポラに入場も最後だったので、
当然、頂上のクーポラから出るのも最後。
係員にそれとなく終わりを告げられて再び階段を降りて行きました。
→ドーム内の壁画。
結果、
クーポラは登りましたが、大聖堂自体は見てない。。
降りた後、先ほどのYMさんとしばしお茶をしました。
ただ、
日が暮れ出す頃から雨。。
そして、観光都市であるフィレンツェも日が暮れると、
飲食店以外は閉まるのよ。
なので、あまり観光できません。
→ヴェッキオ宮殿。
→広場のカメ。
個人的には『趣味悪い』と思う。
幸運をもたらすそうです。
あれ?
両サイドのお店が結構閉まってる。
悲しいなぁ。
この後、YMさんとは別れて、夜のフィレンツェをブラブラ。
と、素敵な街でした。
その後、夕食へ。
夕食は...
ホテル近くにある≪中央市場≫です。
夜になると周辺は人通りが減るのですが...
この2階はフードコート。
コレが外からは分からんぐらいに大繁盛してるのです。
(→詳細は食べ物編にて!)
5日目終了!!
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