エアーズロックとメルボルンの旅(2015/08/10)・・・エアーズロック登山!! [旅/エアーズロック&メルボルンの旅(2015年)]
≪エアーズロックとメルボルンの旅≫の4日目です。
4日目ですが、
実質今日から本格的な観光と言うか...真の目的の所に行きます!
≪エアーズロックに登ろう!≫
ココまで非常に長い旅路なので真の目的を忘れてない?
【Ayers Rock/エアーズロック(ウルル)を見ること】
あっ!ゴメン。間違えた。
見るのはサンセット・ウルルを昨日見た。
正確には...
【Ayers Rock/エアーズロック(ウルル)に登ること】
オーストラリア原住民のアボリジニの神聖な土地であり、
信仰の基になってるウルルは、登ることが歓迎されてません。
(→ガイドブック等に書かれてます。)
→エアーズロック(ウルル)
ですが...
理由は何であれ。。。。
やっぱり登りたい!
コレが人情。
って、
コトで、今日のblogもスタート。
≪サンライズ・エアーズロック≫
昨夕、サンセット・エアーズロック(ウルル)を見ました。
サンセットがあれば、サンライズあります。
(→日は必ず昇る。)
起床は6時過ぎ。
→眠い。
準備をして、
6時40分頃に【Ayers Rock Resort/エアーズロック・リゾート】を出発。
外は完全に真っ暗です。
→お月様。
結構寒いしね。
→外気は7℃。
→ゲート。
ゲート前では結構混んでます。
ココでミスったコトに気付きました。
事前情報では日の出は大体午前7時過ぎ。
【Ayers Rock Resort/エアーズロック・リゾート】から
≪エアーズロック≫までは昨日同様、およそ20分程度と見込んでたのです。
でも、
サンセット・ヴューポイントとサンライズヴューポイントは違うんですよ。
※サンセット・ヴューポイントはエアーズロックの北西。
※サンライズ・ヴューポイントはエアーズロックの南。
この間が約10分強。
結果。。
→駐車場。
駐車場に停めた時点で、日の出は自体はまだでしたが、
空はすっかり明るくなり、エアーズロックは既に赤茶けて見えてます。
→明るくなったお月様。
→砂漠。
→陽を受けたエアーズロック(ウルル)。
あれ?
余り感動無いや?
昨夕のサンセット・ウルルも、思ってた程じゃないしね。
あれ?
簡単に...《燃える様な赤色》のエアーズロックは見れないの?
ちなみに、
サンライズ・ヴューポイントは展望台みたいになってます。
→サンライズ・ヴューポイント。
とりあえず、日が昇ると多くの観光客は一斉に
【Ayers Rock Resort/エアーズロック・リゾート】に戻っていきます。
ココはトイレもあります。
→トイレ。
→太陽光パネル。
7時40分頃になると完全に明るいです。
→エアーズロック(ウルル)。
オイラはその前に寄道、寄道。
簡単に寄道出来るのがレンタカーのイイトコロ。
目的は....
→ココ。
エアーズロック登山口。
スゲー、急斜面。
さて、近付いていると...
→閉鎖。
理由は...
『強風/STRONG WINDS AT SUMMIT』の為。
あーーー、
事前情報でも、今は中々登れないと聞いてたのですが、
やっぱり、ショック。
もし、
この時点でOPENなら、
一旦、【Ayers Rock Resort/エアーズロック・リゾート】に朝食を食べに
戻る予定を止めて登るつもりだったのです。。
残念。
。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
冒頭書きましたが、
原住民の方々は観光客がエアーズロック(ウルル)に登る事を良く思ってません。
→告知板。
それ以外に強風等で登れないことも書いてます。
→案内板。
≪エアーズロック登山!≫
朝食を食べたに【Ayers Rock Resort/エアーズロック・リゾート】の
ホテルへ戻って休憩。
ナンダカンダしてると、
11時頃に再出発となりました。。。
→愛車のレンタカー。
レンタカーがあると便利!!
まずは...
≪カルチュラルセンター≫へ。
ココはエアーズロック/ウルルの関する資料館。
ガイドブック等では、
国立公園内は飲食物の販売してる所は無いと記載されてますが、
ココはミネラルウォーターや軽食が取れます。
オイラが見た限りでは、
ココが唯一の休憩出来るところですね。
では、簡単に紹介。
→レンタル自転車。
こんな所にこんなサービスがあったんだぁ。。。
→周辺map。
→大便器。
意外に綺麗っす。
建物内は撮影不可の為、この程度。
サラッと観ておきましょう。
そして次に目指すは...
当然!!
≪エアーズロック登山!≫
ですが...
再び。
いや、まだと言った方が...
【閉鎖】
仕方ありません。。。
ちなみに...
閉鎖される理由は...
・強風
・高温(気温36度)
・雨
・アボリジニの文化的理由
などなど。
登れるのは年間100日程度らしいです。
(→伝聞です。)
ココは気持ちを入れ替えて、エアーズロック/ウルルの散策。
エアーズロック/ウルルの散策は5パターン。
→map。
・MALA WALK/マラウォーク
・KUNIYA WALK/クニヤウォーク
・LUNGKATA WALK/ルンガタウォーク
・LIRU WALK/リルウォーク
・BASE WALK/ベースウォーク
と、
上記に加えて『エアーズロック登山』があります。
30分程度から最長3時間程度のコースがあり、
どのコースを選択するかは、それぞれ自分の体力や装備によって判断して下さい。
堅苦しい事を書きましたが、
11月頃から2月頃までの夏シーズンなら、やはり気を付けるべきです。
逆に、
7月頃から9月頃の冬シーズンは余り必要以上に気にしなくても?と、
思いますね。
8月中旬の屋外の気温は23度程度。
ただ、
直射日光に当たると非常に暑くて汗をかきますが、
日陰に入ると丁度良い過ごしやすさです。
とは言え、
日本でも3時間のウォーキングやトレッキングしてない方は、
間違ってもそんなコースは選択しないように。
オイラが選んだのは「MALA WALK/マラウォーク」と言うコース。
往復1時間程度の丁度良いコースです。
しかも、
スタート地点は「エアーズロック登山口」なのだ。
レンタカーを駐車したまま、ウォーキングに行けます。
では、スタート!
横着して簡単に写真で紹介!!
→道。
→案内板。
「Kulpi Nyiinkaku」
少年の洞窟と言うそうです。
→絵。
アボリジニの書いた絵です。
→奇形な岩。
ココで原住民のアボリジニは生活してたみたい。
→map。
まだ、
あまり進んでません。
→洞窟。
上を見ると...
→こんな感じ。
雨の跡が見れます。
って言うか、コレが1枚岩!!
→案内板。
「Kantju Gorge」カンジュの水場と言うそう。
ココがほぼ「MALA WALK/マラウォーク」の最後。
→ココね。
この辺に来ると、森林って感じがします。
オーストラリア大陸のど真ん中。
赤茶けた砂漠の真ん中なんですが、それを忘れてしまいますね。
だから、
アボリジニの神聖な土地と崇められてるのでしょう。
→渓谷のよう。
→池。
なお。。。
→注意書き。
泳ぐヤツいる?
まぁ、
夏場と違い、あまり雨は降りませんが、
降ると水溜りが池のようになるみたいですね。
同じようなウォーキングする観光客が居るのですが、
時たま人影が途切れると、あとは風の音だけしかしません。
うーーーん、
非常に静謐な時間ですね。
さて、
汗も引いてきたので、再び駐車場まで戻ります。
日陰は涼しいですよ。
ただ、
日差しは強い!!
→マルコメの影。
トコトコあるいてると...
ん?
あ!
エアーズロックの峰に人影が!!
→人影。
急いで戻ってみると....
→OPEN。
→みんな登ってます!!!
嬉しい。
コレは非常に運が良いのでは?
再び閉められたらたまりません。
一旦、トイレに行って、登山スタート!
≪本当にエアーズロック登山!!≫
まず、最初に何点か注意事項を書いておきます。
blog上、『登山』と書いてますが、
実際は『ロッククライミング』に近いです。
若干、『ロッククライミング』は大げさですが、
少なくとも、トレッキングじゃないです。
足が滑って、滑落すると...
≪確実に死にます!≫
なので...
・ちゃんとした靴。
・手袋。
・(両手が空く)リュック。
以上が必須ですね。
まず、最初の難関が登山スタートの登り口。
→ココ。
最初の20mくらいは鎖がありません。
この時点で諦めるなら正解です。
この程度の角度で登れないなら、絶対登れません。
鎖のある地点までも結構距離と高さがあります。
→ココ。
写真じゃ伝わらない高さ!!
なお、この地点で振り返ると....
→結構高い。
でも...
→小さい子が登ってます。
なお、鎖は1本。
→鎖。
この1本で、
登る人と下る人が持ちながら歩きます。
時間帯によりますが、
登り下りの人が両方使い出すと、スピードも上がらないでしょうね。
オイラは、登山解禁から間もないので、
登りの人だけでした。
しばらく登ると。。。
→こんな感じ。
めちゃコワイ。
凄い崖なのよ。
下から分からん位にね。
正直、両手を鎖に持っていながら、
一瞬だけ写真撮影に手を外すのさえコワイ。
更に鎖の区間は一切休憩できるところは有りません。
登りだしたら最後。
腹を決めて登らないとダメ。
そうそう、
工事現場で使う「安全帯」があれば安心かな?
鎖の終わる地点まで大体30分程度。
この間に...
(勾配が急で体力的にキツく)登れるかな?
(崖が急すぎて)恐怖心から戻ろうか?
と、
10回は頭の中をよぎります。
鎖の終点を登ると少し開けた地点があります。
→ココ。
この時点で大体全体の1/3くらいかな?
一旦ココで休憩。
とあるサイトでは、
ココが休憩地点と書かれてますが、実は完全に休憩できません。
時間帯によっては日陰が出来ないのです。
まぁ、
8月の冬の時期なら直射日光を浴びても、さほど堪えません。
(→帽子必須。)
でも、
12月や1月の夏場なら...
ヤバいかも?
さて、ココで5分ほど休憩し、次へ。
と...
すぐ目の前に『難関』が。。。。
→メチャ急な段差。
再び鎖。
完全に腕の力で登らないとイケません。
かつ、
写真に向かって右側がコレまで登ってきた峰と言うか鎖の道。
仮に、
ココを滑って、転げて、右側に落ちると...
the end
です。
何とか、登り切ると、暫くは緩やかな登り。
目印は白いペンキ。
多分、この区間が結構楽チンで、
景色も良く、風が吹けば汗も書くことなく、幸せに歩けますねー。
→こんな状態。
途中の窪地には雨水がたまってます。
→池。
地図というか空から見ると、
登山口から鎖の道は南東へ登っていきます。
最初の休憩からも暫くは南東なのですが、
これが次第に東に向かっていきます。
東に向かっていくと...
岩の波に対して直角に進むので、波を登ったり下ったり。
コレが体力的に堪えるし、正直、恐怖心も出てきます。
→こんな道①
ココはまだ歩きやすい。
→こんな道②
写真じゃ高低差が分かり難いですが、
結構大変。
ただ、景色は絶景ですよ。
→眺めは良い!!
延々、40分程度歩くと...
見えてきました!!
じゃ~~~~~~ん!!
→頂上の証。
「Ayers Rock HEIGHT ABOVE SEA LEVEL 865 METERS」と書かれてます。
いやーー、
この絶景の感動と言えば、言葉にならん。
見渡す限り地平線。
その中にカタジュ岩群あったりしますからね。
→カタジュ岩群。
→マルコメ。
顔は隠しますが、あまりの絶景に少し自慢。
ちなみにこの頂上の証は、Google map の航空写真でも
小さいながら写ってます。
↓コレ。
あっ!そうそう。
マルコメは今日の頂上登頂者のカウントで行くと5番目でした。
たまたま、
前を歩いてたのが日本人の二人組。
上の様な記念写真を撮ってもらえましたね。
※iPhoneのパノラマ写真も撮りましたが、
横長なので、blogでは載せれませんね。
当初は登ったらすぐ降りるつもり。
ただ、
写真を撮ってもらった日本人の二人組と話してたら...
『エアーズロックに登れるコト』が非常に滅多にない事であるコトを教えて頂き....
しばらく滞在することに。
この2週間程で登れた日は無いみたい。
なので...
→昼食。
時間帯が中途半端なので、
【Ayers Rock Resort/エアーズロック・リゾート】のスーパーで買った
パンをココで頂きます。
→頂きます。
正直、
アボリジニの聖地で食べるのはどうか?と悩んだのも事実です。
→他の登山客も休憩中。
頂上付近は、
岩の波の高低もあまり無いので、意外に居心地が良いですよ。
夏ならば、多分激熱なんでしょうけど...
この頂上はエアーズロックの結構西側にあるので、
まだまだ東側は未開の地みたい。。
その間スマホからLINEでみんなに写真を送ったり。。。
→電波入ります!!
まだ、
ガラケーも持ってます。
(→iPhone6/Xperia Z3も持ってます。)
日本人の二人組と雑談and写真撮影に時間を使って、
1時間ほどの滞在で降りることに。。。
帰りは単に往路の辿るだけ。
でも、
コレがコワイ。
非常にコワイ。
→こんな道や。
→こんな道。
まだマシだよ!!
→ココは難所。
右上に登るのですが...
(→当然往路の時も怖かった。)
→上った地点。
右側に落ちたら...死ぬのは確実。
勾配や崖の高さなどは既に分かってますが、
何が違うって...
足や膝がガタガタ。
分かりやすく言うと『膝が笑ってます』状態。
この状態で、
急勾配を降りるからね。。。
最後の難関。
→ココ。
・゜゜・(×_×)・゜゜・
下が見えません!!
→非常に急こう配。
『膝が笑ってます』状態で、
ココを降りるのはある意味、自殺行為っすね!!
麓に降りると上で一緒だった日本人二人組が心配して待っていてくれました。
いろいろお世話になったので、
お二人を≪カルチュラルセンター≫までお送りすることに!
オイラも結構疲れたので、
今日はココまでにしてホテルへ戻りことに!
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